NHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」 1/18~2/8 4話

 

NHKの土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」は涙なくして見れませんでした。

 

>  阪神・淡路大震災から25年。震災直後、三宮駅前に降り立った時、駅前の大きなビルが横倒しになっていたことに”ショック”を覚えたことを思い出しながらドラマを見ました。

 

>  このドラマは、主人公の精神科医・安和隆さんが病魔に侵されながらも診療を続け、被災した患者さんの話に耳を傾ける姿を描いたものですが、精神科医になっていくときの葛藤(家族に反対されながら精神科医をめざすところ)や、家族への想い、震災で傷ついた人たちのことなど、精神科医としての「人間ドラマ」にあたたかいものを感じました。とりわけ、安和隆さんの願いである「傷つきに優しい社会」心の傷を抱え弱った人や遅れた人を切り捨てるのではなく、ちゃんと寄り添っていく。そして、「誰もひとりぼっちにさせない」といわれたことに感動しました。震災25年目という節目に当たっての企画だったと思いますが、重いテーマでありながら家族愛に満ちた人間としての生きざまを感じることができました。

 

>  原作の本を読みたいと検索すると、すごい高値で売られていることに驚き、とりあえず近くの本屋に注文を出しましたが、本に出合うことができるのでしょうか。(堺市・平林 敬子)