nhkニュース7 米朝首脳会談実現の方向へ

2018.3.9(金) 

それにしても、今日の「ニュース7」、『米朝首脳会談実現の方向へ』の内容はひどかったですね。外交だから、それぞれの思惑やかけひきがあるのは当然ですが、米朝が直接話し合いの場を持つことは、世界中が望んでいたことですし、そのための圧力だったのではないでしょうか。北朝鮮が先代のキムジョンイルの頃から、ひたすら軍事力の強化に邁進してきたのは、アメリカによる体制の保障が最大の目的であったことは、自明のことです。それがいきなり実現の方向に動き出したのは、色々懐疑的な見方があるにせよ、戦争を避ける方向への動きとして歓迎し、後押しするのが、メディアの在り方ではないでしょうか。それを「だまされてはいけない」というトーンの街の声や、識者の解説で埋め、ニューヨーク支局の記者も「トランプの人気回復狙い」といったリポートなど、全体に否定的な印象を与える内容だったのは、各国のメディアの報道と比べても違和感を覚えるものでした。

 2018.3.9 (平林光明)