羽鳥慎一のモーニングショー 2月21日

 

 先ごろから、この番組で沖縄や統計不正問題を「何でやらないのかなー」の疑問を抱いていたが、この日【そもそも総研】が関連したテーマで取り上げていた。

 玉川氏は、沖縄の県民投票や統計不正問題を取り上げるべきと思っているとしながら、情報番組は視聴率を取れないとダメとされているため、社会問題を漫才に取り入れているウーマン・ラッシュアワーの村本氏やシリアから無事帰還した安田純平氏に『日本人が知るべき問題は何だろうか』の大テーマでインタビュー。

 

安田氏は当時のマスコミからの批判に対し、「自己責任論が展開されたのは、シリアなどの問題は無関心の人が大半で、勝手に取材したのだからとの理屈」と情勢分析。

 

村本氏は「漫才のネタにはリアルが必要、沖縄現地で実際の声を聴き、ネットなどで拡散して炎上もいとわず、無関心の扉を開けていきたい。無関心は、心に余裕がなく、不安を回避し安心を求めているため」とし、『テレビは不安を解消するための道具ではあるが真実を伝える道具ではない』と語った。

 

スタジオの面々は、『テレビは---真実を伝える道具ではない』にそれぞれ批評を加えていたが、なかでも高木女史は「トンガッテル発言=イコール、必ずしも真実ではない。また、有権者である以上こうした問題をジャーナリスト任せにせず、自分でファクトチェックも必要」と訓言。

 

最後に、この日の結論の『わかりやすく、面白く、伝え続ける工夫をし続けるしかない』との締めくくりにちょっと一言。そもそも統計不正など、なぜ問題が発生したのか、こうした時間的に余裕のある番組で、丁寧に多角的な分析が必要。更に同じ過ちを繰り返されぬよう不断の努力が求められるもの。【そもそも総研】に視聴率以前にジャーナリズムとしてさらなる世論作りを期待したい。

 

2019222日 アーチャン